目次
はじめに
長年、生ごみ堆肥を続けていると、思いがけない場所から芽が出てくることがあります。
しかし私の畑で 本当に自然発芽し、しっかり育ったのは「じゃがいも」と「かぼちゃ」だけ でした。
一般的に「勝手に育つ野菜リスト」が紹介されますが、実際は
環境・堆肥の作り方・気候によって全く違う結果になる
ということを強く感じています。
今回は、私の実体験にもとづいて
自然発芽した2つの野菜が「なぜ強いのか」「どう育ったのか」をまとめます。
自然発芽しやすい理由はコレ

● 種や芽が生ごみに混ざっている
- じゃがいも → 皮・芽
- かぼちゃ → 大きな種
どちらも “台所から堆肥に入っている” のが特徴。
● 発芽力がとても強い
- じゃがいも:芽の生命力が圧倒的
- かぼちゃ:種が高温に強く、湿り気があればすぐ発芽
3. 実際にどう育った?

◆じゃがいも
- 芽がひょっこり出てくる
- 水やりほぼ不要
- 放置でも株が育ち、新じゃがが取れる
- 小ぶりだけど味が濃くておいしい
◆かぼちゃ


- とにかく強い
- 水やりをほとんどしなくても元気
- 葉が大きく、普通のかぼちゃより明らかに丈夫
- 生ごみ堆肥との相性が“別格”で、つるもよく伸びる
- 勝手に育って立派な実になった
カボチャは、びっくりするくらい丈夫でしたよ!
・カボチャの茎の直径が大きくてとってもしっかりしている。
・葉っぱがすごく大きくて葉脈が太い。だから、太陽にも強い。水をかけ忘れても葉っぱがシナっと、くたばらない。とにかく頑丈。
・カボチャの味は、ぼかし肥料も一緒に生ごみに入れたので、とってもおいしいでした。

育てる時のコツ
● じゃがいも
- 深植え不要(そのままでOK)
- 土のかぶせすぎ厳禁
- 半日陰でも育つ
- 水やりは控えめ
● かぼちゃ
- つるが広がるので最初だけ方向を誘導
- 追肥不要(生ごみ堆肥で十分)
- 水やりは本当に少なくてOK
- 日当たりが良いとさらに強くなる
注意点
- 堆肥に病気の芋や傷んだかぼちゃを入れると病害が出る場合あり
- かぼちゃはスペースが必要
- 夏の高温期はじゃがいもの品質が落ちやすい
- 堆肥の量を入れすぎると「つるボケ」になる
まとめ
生ごみ堆肥を続ける中で、本当に自然発芽して育ったのは
「じゃがいも」と「かぼちゃ」 の2つだけでした。
どちらも生命力が強く、
特にかぼちゃは“ほぼ放置で立派に育つ” 驚きのパワーがあります。
自然発芽は、家庭菜園の楽しみのひとつ。
気づかないうちに宝物が育っていることもありますよ。

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