「スィートスプリング」は、「八朔(はっさく)」と「上田温州みかん」を掛け合わせてできたものだそうです。香りも良くてみずみずしいのが特徴です。何個でも手が伸びます。
実家で食べたのを機に昨年1本早速植えてみましたが、スィートスプリングがうまく育ちません。葉も落ちて枝も黄色くなっています。今回は葉っぱが全部落ちた原因と対処法を紹介致します。(備忘録)
スィートスプリングの葉っぱが落ちた原因と対処法
葉っぱが落ちた原因・・・乾燥です。対処法は、根元の土の中を触って乾燥していたら、水をかけましょう。
2021年の春頃に購入。植えている場所は西日がガンガンに当たる場所です。日当たりがいいと味が良いのです。それは問題ないのですが、やはり水かけが足りませんでした。みかんはとても水を必要とする果樹なため土が乾いたらたっぷりの水が必要でした。地植えだから安心してしまって水かけがおろそかになっていました。
調べてみると苗を枯らす一番の原因が乾燥でした。定植してから梅雨時期まではしっかりと保水してあげなければならないそうです。
そして寒さ対策です。スィートスプリングは寒さが苦手らしいです。昨年から今年の冬は霜も多かったです。3月になっても霜がまだ強い日がありました。それなのにマルチングを全くしていませんでした。
マルチングには藁やチップ類を使用したり、寒冷紗を根元に敷いたりする方法がありました。そしてみかんの寿命は40年ということです。
スィートスプリングの育て方ポイント
スィートスプリングの土が乾いた時に水を与えていたら、いつのまにか新芽が出ていました。回復したようですね。安心しました。肥料も与えたのでこのままうまく成長してほしいです。
★水かけ・・・みかんの苗木の植え付け直後は、土の状態を見ながら水をやる。4月~9月までは、乾いたら水をやる。(それ以降は土の表面が白くなってから水をやる。)10月~12月は、乾燥気味に育てる。甘味が増す。
★肥料・・・一年中葉をつけるので定期的に肥料を与える。3月、6月、10月の3回。化成肥料または有機質肥料。
★剪定・・・定期的な剪定が必要。敵期は3月。今年実がついた枝には、来年実が付かない。だから、3分の1程度残して切り落とす。剪定をした後は、肥料を施す。
まとめ
スィートスプリングは、9月頃までは土の状態を見ながら小まめにチェックして、水を与える。
幼苗(3年生苗)くらいまでは、実をつけずに摘果して4年目以降、実をつけてじっくりと育てます。まずは、木を育てる事が大事です。実をつける木は、ほとんどそのようにして育てます。
幼苗を購入して、すぐに実が付くとうれしくてついついそのままにして、実を大きくしてしまいがちですが、グッと我慢しましょう。