そら豆を育てている初心者の方必見です。
今の時期12月に摘芯が必要なのですよ~。
わたしも初めてそら豆を植えた時には、摘芯なんてしていませんでした。
そもそも初心者の方は
- 12月の摘芯作業を知らない
- 知っていても「もったいない」「こわい」気持ちで切れない
この2つが大きな理由。
ですが、摘芯はそら豆が元気に、そして大きな実をつけるための大切な手入れなんです。
この記事では、摘芯のタイミングとやり方、そして 「少し短く切りすぎた…」という時の対処法 までまとめています。
そら豆の摘芯はなぜ必要?
そら豆の主軸に実を成らせるのではなくて、脇芽に栄養をいかせて脇芽に実をつけさせるからです。
だから、主軸は摘芯します。(主軸は必要ないのです)
摘芯をしなくてもそら豆はできます。しかし、収穫量が違うのです。
プロの方たちは、脇芽を15本も出させる人達がいます。私は昨年は、6本~8本位しか出ませんでした。
摘芯をしなかったからです。
12月が摘芯のタイミング

そら豆の摘芯って、いつすればいいのかな?
そら豆の摘芯のタイミングですが、11月に植えたそら豆は12月頃になってくるとだいぶ成長しているはずです。この頃になると、そろそろ摘芯のタイミングですよ。
・主軸が15cm位は、伸びている。
地域や気温によっても前後しますが、まさに12月の今が適期というケースが多いです。
摘芯のやり方(簡単)
摘芯は難しくありません。
- 主軸だけ1本を摘芯する。これだけでOKです。
- 今回切った場所は下の2節くらいは、残して切りました。
しかし、この切る場所は人によりそれぞれ考え方があり、切る場所が違います。
4年前は、下から4節、5節の所で切りました。それでも、春になったらそら豆は順調に伸びて収穫できましたよ。


ちょっと短く切りすぎた時はどうする?
切り過ぎた・・・どうしよう・・・
一瞬ドキッとしますが…結論から言うと 大丈夫 です。
理由は、
- そら豆は思った以上に強い
- 脇芽が出て来ます。
安心してくださいね。
以前投稿したそら豆の過去記事はこちら↓


✔不安なときのチェックポイント
- 株元の脇芽が育っているか確認(もし、切り過ぎた時に脇芽があまり育っていなくても後から脇芽は出てきますから安心してくださいね)
「やっちゃったかも…」と思っても、そら豆はちゃんと立て直してくれます。
失敗の経験も、次の栽培にきっと役立ちます。
摘芯するとどう変わる?
摘芯後は、脇芽に栄養が行き実の充実が見られます。
- 莢が大きくなりやすい
- 曲がったり小さくなる実が減る
- 風通しが良くなり病気予防もできる
などメリットがたくさんあります。
「ちょっと切るだけ」で収穫が変わるので、ぜひこの時期にやっておきたい作業です。
脇芽を全部、摘芯してしまった


これは、2年前に主軸だけを残して、脇芽を全部摘芯してしまった時の様子です。
なんと、残すべきはずの脇芽を全部摘芯してしまいました・・・!やっちゃいましたね。
でも、でもですよ。この後、そら豆は元気に成長しましたよ。びっくりです。本当にそら豆は強いですよ。だから、安心してくださいね。
ほら、こんなに成長しましたよ。その後そら豆も収穫できましたよ。


脇芽を全部摘芯してしまってから、17日後のそら豆の様子ですが、いかがでしょうか?すごいでしょう。
だから、もし、摘芯で「切り過ぎたぁ~」「主軸と脇芽をまちがえちゃったー」という方がいたら、大丈夫ですからね。
まとめ
そら豆の摘芯は、
- 必要性を知らない
- もったいなくて切れない
- こわい
この理由で後回しにされがちですが、とても重要な作業です。
少し切りすぎても大丈夫。
そら豆は強い植物なので、必ず立て直してくれます。
あなたのそら豆も、きっと元気に育ちますように。

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