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ぼかし肥料|米ぬか・納豆を・ヨーグルトを使った簡単ぼかし肥料の作り方

米ぬか、納豆ぼかし作り方ガーデニング

※本ページはプロモーションが含まれています。

畑にまく肥料がなくなったので久しぶりに「ぼかし」を作りました。いつも通りの米ぬか・納豆入りの「ぼかし」です。肥料代も節約できて安上がりなぼかし肥料の作り方・使い方の紹介です。

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ぼかし肥料|米ぬか・納豆を・ヨーグルトを使った簡単ぼかし肥料の作り方

米ぬかは肥料成分があり有機肥料として使えます。米ぬかには、チッソ、リン酸、ビタミン、ミネラルなど生物の成長に必要な多くの成分を含んでいるのであらゆる微生物のエサになり堆肥やぼかし作りによく使われます。田舎であれば安く手に入れることができます。

米ぬかともみ殻燻炭
今回使ったぼかしの材料

・米ぬか(米袋1俵の半分)3分の1の量は別に取っておきます。水が多かった時に足します。
・ヨーグルト2パック
・納豆2パック
・もみ殻燻炭
・牡蠣殻
・水(寒い地方の人は水の代わりに雪を使っている人もいる)
・ダンボール、ひも、厚手のビニール袋

ぼかしの作り方にはたくさんの作り方があります。材料も人それぞれ違います。私は材料の量も計らずに全部適当です。それでもいい「ぼかし肥料」が出来上がります。サイトでよく見かける一番失敗が多いのは水の量です。

どんなに素晴らしい材料を使っても水の量が適量でなければ失敗します。醗酵しません。腐敗します。この水の量がとても大事ですから、失敗してもあきらめずに何度も挑戦してください。

いろいろな「ぼかし肥料」

では、みんなどんな材料でぼかし肥料を作っているのか調べてみました。

米ぬかとおからを
1対1で使用。

米ぬか、油かす、魚粉、骨粉、炭、ゼオライト

米ぬかだけを畑にまく。

ぼかし肥料には決まりがないということですね。
作る用途に応じていろいろな資材を組み合わせて自分流のぼかしが作れるということです。

「ぼかし肥料」作り方

今回、私が作った納豆・ヨーグルト入りぼかし肥料の作り方です。

米ぬかと水は材料をよく混ぜた後に入れます。


1 まず、納豆2パックを水で溶きます。
 米ぬかと混ざりやすくするためです。
 水の量は茶碗2杯位の量の中で溶いてください。 


2 大きな容器に米ぬかと水以外の材料を全部入れます。
  納豆と納豆を溶いた水も一緒にこの時に入れます。
  そして全体を混ぜます。よーく混ぜます。


3 混ざったら米ぬかを混ぜます。よーく混ぜます。最後が水です。
  少しずつ入れます。

  仕上がりの状態は、水を入れた後、材料を手でぎゅっと握り、
  手から離して容器に落とした時に、
  米ぬがポロっと壊れる位が一番よい状態です。

  足りないかな?と思われる状態でまずストップです。
  米ぬかにジワジワと水がしみ込んできますので、
  足りないくらいの量で様子を見ましょう。

  握った時に手の中で水分がじわっとくるのは、水が多すぎます。
  余分に取っておいた米ぬかを足しましょう。


4 材料を全部混ぜたらビニール袋の中で醗酵させます。
  袋の口は紐でギュッと縛ります。

  袋の中の空気をしっかりと出しましょう。
  そして段ボールの中で保管。

  今回は嫌気醗酵です。
  何回も切り返しをせずにほったらかしでOKのやり方です。


  入れ物は厚手のビニール袋を使用します。
  薄いビニール袋は破れます。
  腐葉土や肥料が入っていた袋。又は市販のごみ袋を使うと丈夫ですよ。


5 口を縛って袋に入れる。ダンボールに入れる。
  雨の当たらない涼しい場所で保管。

  夏場ですと1か月位で発酵してヨーグルトのような香りがしてきます。
  冬場ですと数か月。私は玄関に置きました。
 (袋の上に使わなくなった玄関マットをコモ代わりに置きました。)

「ぼかし肥料」使い方

ぼかし肥料を使うと野菜の味が違います。量もたくさん収穫できます。
私が実際にピーマンを作った時には、なんと収穫の量が300個でした。
1本の苗からです。信じられますか?
脇芽がどんどん出てきて自分自身驚きました。

完成したぼかし肥料
2022年4月18日 完成した納豆・ヨーグルト入りぼかし肥料

仕込みが3月15日。完成が4月18日です。
春になり暖かくなってきたので約1か月ほどで完成しました。

白い所が菌です。いい感じですね。ヨーグルトのような香りもします。

ぼかし肥料使い方

・野菜の苗を植える時に苗の下に2握り程入れてから苗を置きます。
・追肥として株元に与えます。(追肥の時には土中に埋め込みません)
・苗の葉っぱにかかるようにまいてもOKです。(雨の降った後はまきません。葉にべっとりついてしまいます。)
・葉っぱにぼかしがたくさん付きすぎてはいけません。うっすらと葉に残るようにします。(付きすぎたら軽く葉をはたきます。)

ぼかしの使い過ぎは厳禁です。虫が発生しますのでぱらぱらと畝にまいてください。
ぼかしを使う感覚は、野菜の様子を見ながら、
元気がないなぁ~と思ったらまきましょう。

葉っぱの色が薄くなっていたり、苗に元気がない時です。

まとめ

ぼかしは昔の人達はよく使っていました。
現在でも引き継がれているのは、いいものだからこそですね。

苗の傷んだ葉っぱはほとんどの人が捨てていますが、
捨てずに畝の通路に置いてその葉っぱの上にぼかしを振り、
うまく醗酵させて菌をふやしている人もいます。

ぼかし肥料で作った野菜は本当においしいです。肥料代もかかりません。
連作を数十年している方もいらっしゃいます。

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